茶掛・墨蹟
茶事では、掛け軸が道具組みの中心とされます。茶席に入って最初に拝見するのが床であり、道具組みの趣向に亭主の心入れを喜ぶものであります。
墨蹟、一行、古筆、懐紙、色紙、短冊などがあります。
- 日々是好日(にちにちこれこうじつ)
- 「月日に良し悪しはない。良し悪しは自分の心であって、心が正しければ悪い日は一日も無いはずで、毎日は良い日である。」という意味で、一日一日を大切に過ごしなさいという意味です。
- 松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)
- 過ぎ行く季節にも左右されず、また年月を経ても変わらず、青々と美しい緑を保ち続ける松。
移ろいやすい世の中で、常に変わらないものこそ万古不易の真実の象徴であるという意味をもった言葉です。めまぐるしく状況が変わる現代にこそ、この言葉のように『真理』という常住不変のものを見失わないように過ごしていきましょうという意味が込められています。
- 白鶴舞老松(はっかくろうしょうにまう)
- 幾百年もの樹齢で、みどりの変わらない老松に鶴が舞い遊ぶ、非常にめでたい語です。慶事の茶席に好んで用いられます。
- 一期一会(いちごいちえ)
- 一生に一度しか巡りあえる機会がないおのと心得て、出会いを大切にすべきであるという戒めの言葉です。
- 和敬清寂(わけいせいじゃく)
- 茶道の精神を表す禅語です。
主客は和やかにして敬いの心をもち、清と寂は茶庭や茶器に関する心得を言います。
- 喫茶去(きっさこ)
- 「お茶を一服おあがり」というだけのさりげない語。誠に茶道の真髄を示した語です。
- 洗心(せんしん)
- 「心の奥にある様々な欲をすべて洗い流し、無心で生きる」という意味の言葉です。
- 円相(えんそう)
- この「円相」は、人の心は本来丸く平等であるとする禅の悟りの姿を表すものです。おおらかで欠けることのない、仏陀の自由、平等、無差別を表します。
- 夢(ゆめ)
- 希望とか理想を現す語であるが、禅僧が揮毫する場合は、人生は一度限りなればこそ今日一日精一杯生きよ、という意味を持っています。
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