─ 掛け軸の種類(構図別) ─

動物画

勇猛な虎の姿は、武士の起こった足利末期から江戸初期にかけて好まれた図柄。 「八方睨み」の虎は上下左右どこから見ても外敵を睨んでいるように描かれています。このことから、魔除けや家内安全の願いを込めて用います。
また虎は一日にして千里を行って千里帰るといわれ、外出の無事を祈って用いられることもあります。

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古くから魚の長として珍重された鯉。龍門の魚は急流を登って龍になるとの伝えから、出世魚として喜ばれている。
鯉の勢い盛んな様は立身出世の象徴ともされ、縄張りもなく争うこともなく穏やかに泳ぐ姿は家庭円満の手本になっています。また夏を代表する画題でもあります。
鯉の滝登り鯉が黄河の三段の滝を登り切って竜と化す、という「登竜門」の故事を主題にしたものである。
中国の黄河の上流に龍門の急流は多くの魚が登れない。登った鯉は龍に化すという伝説がある。人の立身出世をたとえていう。「登竜門」は立身出世の関門。
松鯉松に鯉を取り合わせた「松鯉(しょうり)」は「勝利」に通じる縁起の良い絵柄です。端午の節句に鯉のぼりを飾るのも、そのいわれに習ったものです。
夫婦滝昇鯉激しく流れ落ちる滝を、共に寄り添うように勢い良く昇る夫婦鯉の姿は、これからの人生を共に歩んでいく象徴であり、結婚のお祝いとして相応しい一幅です。
五鯉躍勢いよく清流を遡る五匹の鯉の姿は「五鯉躍→ごりやく→御利益」に通じる事から縁起のよい例えとされてきました。出世運・商売運・健康運・金運・長寿運の五つの大昇運を象徴しています。
大入鯉目にも鮮やかな色とりどりの鯉の姿をじっと眺めていると『大入(おおいり)』という文字が浮かび上がってきます。開業のお祝いとして相応しい図柄です。
大昇鯉大昇鯉=大勝利にも通じ、激流を勢い良く昇る鯉は、出世栄達の象徴とされる図柄です。

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絶大な力を秘める神獣である龍(竜)は、雷雲や嵐を呼ぶ霊獣とされ、古来より崇められてきた。また、『龍が姿を現す時には良いことが起こる』とも伝えられている。
登竜門の逸話に、黄河上流の「竜門」を跳んだ鯉が化身したともあるように、万難を排して目標成就に努力を志せば道が開かれることを示唆しています。
龍の持つ如意宝珠は願い事を叶える神通力を持ち、龍は立身出世や商売繁盛、家内安全を願う意味があります。

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